業者によって構造の得意分野は異なる
注文住宅には、木造や鉄筋コンクリート造、鉄骨造など種類があります。また、同じ木造の中でも、在来軸組み工法やツーバイフォー工法など種類が分かれています。実は、注文住宅を手掛ける業者によって、構造の得意分野は異なります。構造によってそれぞれメリットやデメリットが異なり、業者は得意とする分野に特化することで、それらの特徴を活かしながら家づくりをするスキルを磨き上げているのです。そのため、依頼したい業者が見つかった場合、基本的にはその業者が得意とする構造で家づくりを進めていくようになります。 反対に言えば、もしどうしても選びたい構造があれば、それを得意としている業者を選ぶ必要があるということです。そうすることで、思わぬトラブルを避け、安心して依頼できるようになるでしょう。
インテリアの得意分野も異なる
注文住宅は、和風やモダン、欧風など、住む人の好みに合わせて様々なテイストでつくることができます。しかし、業者によって得意分野が異なるため、自分好みのテイストで設計してもらえるかどうか、事前にしっかり確認しておくことが大切です。業者の得意分野を知るには、ホームページや施工例集などが参考になるでしょう。もちろん、業者はデザインに携わっているプロなので、ある程度依頼者からの要望には対応することができます。とはいえ、やはり得意分野としている業者にお願いする方が、これまでにたくさんの経験を積んでいて引き出しも多くなっているため、打合せがスムーズに進められるようになるのです。結果として、満足度の高い家づくりができるようになるでしょう。